看護師が仕事を辞めたいと思っている現実を受け入れる

公開日:  最終更新日:2015/12/08

学校を卒業して就職したというのに、数年以内に離職してしまう人は少なくないと言われています。看護師もその例外ではありません。それどころか他の業種よりも、その傾向が強いと言えるかもしれません。そうなってしまう理由は数え切れない程あるのでしょうが、やはり勤務する時間帯が不規則であるという事が少なからず影響を与えるのではないかと思います。それぞれの病院によっても違いがありますが、交代制の場合などは特に体内リズムが崩れやすく、続けられなくなってしまいやすいと言えるでしょう。仕事を辞めたいという考えに至るのも仕方が無い事なのです。

また、予想していた仕事内容と現実とのギャップも大きいでしょう。人間は頭の中で理想的な職場を思い浮かべてしまう物です。当然ながら現実というのはそれとは異なっている事が大半です。そこしか働ける場所が無いのなら、その様な状況でも看護師でい続けるのかもしれませんが、現実には他にも沢山の選択肢があります。仕事を辞めたいと思い続けながら看護師としての仕事を続けるのは精神的に負担が大きく、そこまでしてやらなくてはいけない理由が無い事から、離職するに至るのは特に不自然ではありません。

他の理由としては、職場の人間関係及び患者さんに接する事に疲れ果ててしまった等が考えられます。そんな事はどこの職場であっても同じ様な物なのだから、我慢すべきであるという厳しい意見をお持ちの方もいるかもしれませんが、それらよりも密な関係ですから、一括りにして語るのには無理があるのです。

まず第一に仕事を辞めたいという意見がある事自体は受け入れるべきでしょう。現代は問題が発生した時に個人の責任にしがちだと言えます。それだけ看護師というのは大変な職業なのだと理解する事が大切なのです。それを認めた上で対策を考えた方が結果としては良い方向に向かうのではと思えてなりません。残念ですが、まだ対策は不十分であり、今後に期待するより無いのが現状です。

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